2016年4月1日金曜日

juicy

なんと、1年以上振りのブログであることに、投稿しようとして気付いたナカムラです。

自分の中では、たくさんの出来事が勃発して渦巻いていたし、友達には話したり相談したりを繰り返していたので「そんなに何も発していなかったのか……」という驚きがあった、いましがた。

今日は、zero infinity design という名前でもって創作活動を始めて、14周年という節目なのでありました。

1年の、最初の日にちであり、最後の日にちでもある、4月1日。
zero infinity design 14th Anniversary.

そんなわけで、今日を逃すと、なかなかアウトプットできないいつもの癖でズルズルといってしまいそうなので、ブログりまっす!



さて。

14年、とは言え、それらしい活動ができていないことの方が圧倒的に多く、もどかしい思いに満ち満ちていたりもするんですが、まぁ、それはそれとして。
さらに、zero infinity designという名称を使って活動しているわけでもないんスが、ナカムラの根っこの理念のような言葉ではあるので、節目、ってのは大事にしたくて。

拙いながらも勢いで創作活動を始めて丸14年が経ち、15年目のスタートというタイミングな本日。
端的にでも、いま現在、ナカムラは、何を考えているのか、何をやろうとしているのか、何をやっているのか、ということを書いておこうかと思います。

考えていることは多岐に渡るんですが、
「考えてばっかりで、何もやってないじゃん。
 そんなんに、何を言われたって、響かんわ。
 口先ばっかりじゃん」
ということを言われたりもしているので、何を書いたもんか、と、訳が分からなくなっていて、書くに書けんなぁ、という自分がいたりして、積極的にアウトプットしにくい気持ちであったり、元来が中途半端な状態では出したくない性分ということもあり、考えていることを書くのは、どうなんだろうかな、と思っている、思っちゃう、考えては答えが出ない、ここ半年ほどでございます。
実際には、1年以上もブログという形式で発信していなかったんですけども!

で。
言われたことは、ごもっともなので、考えることはいろいろあるわけです。
いろいろあるけど、実績もないのに何かを発したら戯言と指弾されておしまいよなぁと思いつつ、こういう意見に囚われて何も発信できなくなったら、どーしょーもないじゃない?と開き直るしかなく。
比較の泥沼に陥って、鬱屈していくだけになるはずで。
何かと自分を比較して、ジャッジを下すことは、極力やらずに生きていきたい。

「ナカムラは、何を書くのだろうか?」
という興味を抱いてくれた方だけが、読んでおられるだろう!
そう捉えてやっていかんと、立ち行かんくなりますな。



やろうとしていること。
これも、説明が、難しい。
いまだに、端的に言葉に置き換えられないんス。

それでも一応、最有力な言葉で説明すると
「クリエイティヴにまつわるコーディネーター」をやりたいんス。
Creative Coordinator(仮)です(笑

最上流から、最下流まで。
コンセプト決めや、ネーミング、ロゴ作りやら
プロモーションにまつわる企画
名刺、フライヤーなどのデザイン
ホームページの企画制作
展示やイベントの企画制作
などなど。

自分が受け持つ箇所は、部分、部分であったとしても、全体を貫いていたとしても、それらの、企画・演出・制作に携わりたいんス。

ただ単にやりたい、ってことじゃなくて、
「これをやりたい!」と考えている人、活動している人の想いや情熱を、ナカムラというフィルターを通して掘り下げていって、可視化させていくお手伝いをしたいんス。
誰かの、スペシャリストゆえに、手が回らない部分、得意ではない領域を、支えたいんス。

これら全体に関わる作業をまとめてくれる言葉が「コーディネーター」かな、と。
あくまでも「現時点では」なんですけども。

相手が抱いている想いや考え、情熱、イメージ。
これらを聞き出して、引き出して、抽出していって。
ナカムラの中にあるものと掛け合わせたりフィルターを通して。
要素と要素をコーディネートしていく作業。

プランナーとして考えるときもあれば
コピーライターのときもあるでしょうし
デザイナーやコーダーとして手を動かすこともあるだろうし
ディレクター、プロデューサーとしての動きもあるだろうし。

どれか、ひとつだけ!
ってのは、自分には向いていないなぁ、とこれまでを振り返って感じていたりもするので、全部をひっくるめて立脚できる名称を検討しているというわけです。クリエイティヴな領域に疎い人でも、通じている人にでも、パッ!と役割をイメージしやすいであろう、わかりやすい名称を。

こんな感覚だから「Creative Coordinator」が現時点での最有力なんですね。
他に、Editor、Facilitater、Director、Producer、あたりと何かの組み合わせも検討したりしてますけども、最終的に、どうなるか。

やろうとしていることの大筋は、こんな感じでございます。



そして、実際にやっていること。
まず、現時点では、ホームページの企画および制作が、ひとつ。

古道具屋さんのホームページです。
新装オープン前の店舗に行き、お話を聞き、写真を撮影し、デザインして。
デザイン違いを3つ提出して、意見を聞いて、改良を施して。
デザインが決まったので、これから細部を詰め、動的な要素を組み込んでいくところッス。

まだ種の段階のものを挙げてみると
◎絵描きさんの展示企画および演出、プロデュース
◎新鋭カバン屋さんのブランディング

以上、ふたつ。
種の段階なので、実際に形にしていけるのか、そこはまだ不確定なんですが。
やれていることは少ないんスが、ひとまず、これだけ。



自分の目指すところが、ここ1年ほどで、かなりシャープになってきたこともあるんで、自分のホームページを改装して、自分のやりたいこと・やれることを明確に打ち出して、実績もちゃんと提示したいぞ、なんてことも、ぼんやり考えていたりもして。
現段階から振り返ってみると、これまでは、自分の中身とホームページという媒体が、うまく合致していなかったなぁ、と思えるんですが、当時はそれでもなんとかしようと、ほぼ無理矢理に組み上げていたんだな、と現在では思えるようになりました。
いまは、だいぶ近づいたものにできそうな気がしとります。
仕事の合間、合間に、ちょこちょこ、やっていきたいところッス。



あと他に「やってみたいなぁ、やったら面白いだろうなぁ」ということは、いくつかあって。

ひとつは何年も前から夢想していることなんだけど「アーティストのルーツを探るインタビュー形式のもの」というのを漠然と考えていて。
実際にやるとしたら、有料か・無料か、Webか・紙か、という大きな入り口で行き詰まっていて、詳細に踏み込んでいけていない状態。

もうひとつは「地産地消やら、化学物質などに頼らず【本当のもの】を作っている人たち/作ろうとしている人たち」みたいなのを、まとめて、インタビューをしたりして、日本地図を、そういうポータルサイトを作りたいな!というもの。

これは、かなり壮大で、生半可には取り組めないものなんですけどね(笑)自分が「こんなこと知りたいなぁ、見たいなぁ」と思っても、こういうのに行き当たれていないので、無いなら、作っちゃいたいなぁ、という考えで。僕の探し方が足りないだけで、探せばあるのかもしれないですけどね。
自分の肌感覚では、ポイントポイントで雑誌だとかネットメディアとかで取り上げられることはあっても、恒久的に継続して発展しているような場所がない、という印象なんス。各地で活動している人たちが「点」のままで「面」になっていないような気がするんスよね。ごく内輪の細いネットワークで留まってしまっているような。
これも「スペシャリスト」として専念しているが故に、俯瞰で繋ぐこととか、そういう仕事をやれる状況にないように思えて。
壮大だけど、とても面白そう。やり甲斐ありそうな、やりたいことなのです。
頑張れば、形にできそうな手触りが、ある。



とまぁ、こんな具合で、ざっくり、大きな部分を書いてみた次第です。
細かいことは、あっちこっち、節操なく、まとまりなく、散乱しているんですけれども、そこは、なにかしら発信していく中で、自然に滲み出れば良いのかな、と思い始めている昨今だったり、実は、します。
発信量は、確かに少ないし、完成度が高まるまで具体性を避けている部分もあるんで「ナカムラのことは、さっぱりわからん!」という印象を拭うことはできないかもしれないんですが、何年も「発信しよう!」として、やれてないんで、性質上、もう、無理にやろうとしないでも良いんかなぁ、と。
これはもしかすると「諦め」なのかもしれないけれど。どうなんでしょうかね。

現在地から、大きな転換点になった2010年までを振り返ってみると「自分がやりたいことって、何なんだろう?」「自分は何ができるんだろう?何が得意なんだろう?」なんてことを、ずっと探してもがいてたように思うんス。
その都度「これだ!」と思って行動するし、発信したりもしてきたわけですが、どれも実現できていなかったってのは、本当に腑に落ちてなかったからなのかなぁ。

数年後、今回、ここで書いていることとは、全然違うことを言っている。
とは思わないんス。かなり絞り込めてきた感触があるので。
ただ、どれだけのことを実現させられているだろうか?とは思います。
ようやく、いろんな部分の核心近くへ来たような気がしているので、多分、きっと。
常に変化していくものだとは思うんで「もっと奥があった!」と気づく時が来るのかもしれませんが。

14周年、15年目の始まりには、こんなことを考えている次第でございます。
本当は、14周年用に、なにか、作りたかったのだけれど、この長文だけで。
とにかくまぁ、ナカムラが持ってるものを120%出し続けて、仕事として、誰かと一緒に、誰かのものを、形にしていきたいし、していく、2016年の15年目にします、がんばります。

さて。
次は、いつ書くことになりますか(笑

2016年4月1日
ナカムラカツヤ

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